【ほんとさりげないところにも意味がちゃんとあるというお話】
正直、普通なら気にもとめてないところのお話。
スーツって実に理にかなった形になっているんです。
だって平らな布地ですよ。
それを立体に、
しかも人間の局面に合うように、
フィットしたシルエットでありながら、それでいて動きやすく作る。
今日はそんな型紙のお話じゃなくて・・・
「D管止め」
のこと。
これはポケットの留めの部分、
一般的にカンヌキっていいます。
安い量販品だと、
「I管止め」
になります。
ある程度ちゃんとしたスーツなどになると、D管止めにしています。
これには意味があるんですよ。
言われないと気づかない部分だと思いますけど・・・
これはDの形にすることによって、力が分散出来るようにしているのです。
ヨレ防止、破け防止、耐久性向上などのメリットがあります。
さりげないところにも意味がちゃんとあるんです。
今度スーツ屋さんに行ったら見てみるといいですよ。
こんなところも、ちゃんとしているスーツなのかどうかを見極めるポイントになるはずです。
でもね、
「ジャケットのフロントポケットは使わないようにね!」
D管止めだから使っていいよってことじゃないよーーー!
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