土方洋(ヒジカタヒロシ)ニックネームのターナーです。

ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。

 

先月の記事になりますが、こんなことがありました。

知っている人は知っている知らない人は全く知らない内容です。

脱化石燃料、明記せず 成果文書を採択―COP30

https://www.jiji.com/jc/article?k=2025112300007&g=int

↑時事通信の記事に飛びます

国連気候変動枠組み条約第30回締約国会議というのがありました。

ボクのブログの読者のみなさんはもうお気づきでしょう。

そうその昔日本もホスト国となったときがあります。

1997年に第3回の会議が行われ、いわゆる京都議定書なる文章が作成されました。

もうみんなわかりましたね?

その後日本の服飾文化を変えてしまった【クールビズ】のきっかけとなったターニングポイントです。

その会議の30回目が今年ブラジルで行われていたんですね。

あれから温暖化防止、脱炭素、脱化石燃料などいろいろな文言は出てきていましたが、実際はどうなんだって答え合わせをしてみると・・・

夏にスーツを着用することなんて出来ない気候が標準になっちゃいましたね。

それぞれの国に思惑はありますし、その権利もある。

単純に水戸黄門のような勧善懲悪ドラマではないですから。

難しいですよね。

そして、環境と服飾はどうしても切っても切れない関係性がある。

途上国での過度な生産体制による環境破壊、人命軽視の連鎖。

あっという間に消えてしまったSDGsというワード。

脱天然素材VS脱合成素材という不毛な争いとかあげればきりがない問題を抱えつつも華やかできらびやかな世界観をずっと発信し続けているのがこの業界です。

これは永遠に解決することはないんですけどね。

オーダースーツの世界も表面的な部分だけをみればたしかにカッコイイわけではあります。

もちろんカッコイイことが前提の世界ですから当たり前ではあります。

ファッションですから。

それでも表がるからこそ裏があるわけで、そこを見て見ぬふりをしてはいけないんじゃないかなともう思うのです。

ホント難しいですけど。

いつまでも同じ素材があるとは限らない

近い将来、今までと同じように安定した素材がガラッと変わるかもしれませんよ。

その時にすばやく対応出来るような心構えをもっておいて、今のファッションを楽しみましょう。

とりあえず来季のオーダースーツはそんなに変わらないですから安心してくださいね!

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土方 洋

「私の役割は、オーダースーツによって自信をつけていただき、成績をあげていただくこと」 をミッションに掲げ2014年11月創業する。 独自の採寸には定評があり、また圧倒的な提案力でその人の魅力を最大限に引き出すことに全力で取り組んでいる。 土方が生み出すスーツは、スペックやブランド至上主義のオーダー業界とは一線を引く、「体験」を売る独自の手法をとる。 オーダーをすることの工程そのものを楽しむことから始まり、完成してからも楽しめるのが特徴。 ココアッソは手間のかかるオーダー屋です。そのかわりに、あなたの気分がよくなる、あなたの成績がよくなる、あなたの評価がよくなる、そんな一着を仕立てる。を口癖にしている。