土方洋(ヒジカタヒロシ)ニックネームのターナーです。

ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。

 

ノーマルの安心感

何事もハマつてしまうとどんどんのめりこんでいきますよね。

アレコレと深掘りして沼ってしまう。

そんな経験ございませんか?

こだわりって言葉があります。

こだわるというのは決して良いことではなくて、本来は必要以上に気にしてしまい、離れることができなくなってしまうということです。

良い意味で使っていらっしゃるところもありますから現代的解釈ではどうにでも捉えることはできますけどね。

何が言いたいかというと、ずっと迷宮の中を彷徨い続けてしまうことになるなんてことにならないようにしたいかな。

インドカレーも相当なお店に伺い、様々な種類のカレーに出会いました。

本格的というよりも本場そのもののところにも行きました。

スパイスも食べ方も現地そのもの的な感じでしょうか。

でもね、そこまで来てしまうと思うことがあるんです。

普通がいいな、と。

特に気張ったり身構えたりする必要もなく自然でいたいと。

普通の街のインドカレー屋さんの安心感がいい。

味がいい。

なんの負担もかからないこの雰囲気がいい。

バスマティ米ではなくて普通の千葉産のコシヒカリでいい。

そうノーマルとはそういうものではないでしょうか。

とんがったカリカリにチューンされた車も確かに刺激的でいいけど、普通のノーマルが気兼ねなく乗れていいわけです。

 

とはいえ、仕立という道においてはゴールという到達点はなくて、どこまでいってもずっと道はつづいています。

ここは確かにこだわりがある。

離れることは出来ない。

どこまでの深淵なる沼にハマっています。

だからこそノーマルのスーツの良さをお伝え出来ると感じています。

オーダースーツというのは特別な極みではなくてノーマルが一番なんですよ。

もちろん十人十色ですから、何を持ってノーマルなのかという答えは同じではないですけど。

みなさんにとって安心できるノーマルのスーツを正しくお伝えしたい。

 

いつもの近所の食べなれたインドカレー屋さんで安心安全のカレーを食べながら考えていたのは概ねそんなことです。

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土方 洋

「私の役割は、オーダースーツによって自信をつけていただき、成績をあげていただくこと」 をミッションに掲げ2014年11月創業する。 独自の採寸には定評があり、また圧倒的な提案力でその人の魅力を最大限に引き出すことに全力で取り組んでいる。 土方が生み出すスーツは、スペックやブランド至上主義のオーダー業界とは一線を引く、「体験」を売る独自の手法をとる。 オーダーをすることの工程そのものを楽しむことから始まり、完成してからも楽しめるのが特徴。 ココアッソは手間のかかるオーダー屋です。そのかわりに、あなたの気分がよくなる、あなたの成績がよくなる、あなたの評価がよくなる、そんな一着を仕立てる。を口癖にしている。