土方洋(ヒジカタヒロシ)ニックネームのターナーです。

ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。

寒い時はやっぱりダウンジャケットの出番ですね。

今季手に入れたコロンビアブラックレーベルのセダーベンドジャケット(ダウンはRDS認証)

街を見ていてもほとんどの人がダウンジャケットを羽織っているのを見かけます。

もう日本のみならず世界中で誰もが羽織っているのがダウンジャケットです。

そのダウンの産地は主に欧州と中国と一部のアジアが一般的で、日々大量に生産され続けています。

もう出所のわからないものまで流通しています。

最近はRDS認証(レスポンシブル・ダウン・スタンダード)という非人道的な採取はしていないという証明をされたダウンが見かけられるようになりましたが、まだ一部です。

コロンビア ブラックレーベル セダーベンドジャケットを忖度なしでレビュー

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またはリサイクルダウンというサスティナビリティを意識したダウンもう一般的になっていますね。

一方で脱ダウンという流れもあるのも事実です。

今季はボクもユニクロやノースフェイスのレビュー記事を上げていますが、ポリ中綿(インシュレーション)をプッシュしているところもあります。

ユニクロ : C パフテックパーカを着用してみて忖度なしのレビュー

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ノースフェイス トランゴパーカは中綿保温着として優秀なのかを忖度なしで検証

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少なくとも来季のユニクロはパフテックという東レとの共同開発したポリ中綿にかなり手ごたえを感じているのかダウンの扱いは縮小していき、ポリ中綿を増やしていくそうですよ。

GUやプラステもポリ中綿商品が多いですからすでに確定路線といったところでしょう。

ポリ中綿自体はずっと昔からありましたし、むしろダウンが流行る前はポリ中綿が当たり前だったわけで決してめずらしいものではありません。

あまりにもダウンが普及しすぎてしまったのでめずらしく感じるだけです。

ではこの先はどうなっていくのでしょう。

 

脱ダウンと脱炭素が謎に共存していく

 

とボクは読んでいます。

欧州では脱炭素(石油製品、つまりポリやプラスチック)を謳うアパレルもありますし、逆に脱アニマルを謳う企業もあります。

どっちもどっちなんですよね。

どちらか一方のみが生き残るというシナリオはまだなさそうです。

ダウン製品で生き残りをはかる企業はこれからもダウンでマーケティングしますし、脱炭素を前面にするところもある。

益々カオスになりそうです。

どっちもどっちな主張がなされていくと予想します。

その時に恐らくマーケッターや一部のインフルエンサーを使ってナチュラルに洗脳してくるはずです。

そんな時にボクのブログで気が付いてくれたらうれしいです。

自分が必要としているのはなんなのか?

ってことですね。

 

ちなみにどちらが暖かいのか?は何とも言えないですが、まったく同条件だったらダウンでしょう。

ダウンの羽の構造は人類ではまね出来ないのです。

軽くて暖かいのはダウンの特徴ですからね。

大人気のモンベルのイグニスダウンパーカです。ちなみに検索するとボクの記事がすぐに出てきます

ただ温暖化の進む現代においてモコモコのダウンダウンは必ずしも必須ではなくなっているようにも思えます。

かつてはダウンへの憧れや一生モノ的な神格化されてきたイメージもここまで出回るとありませんし、現実的に一生モノでもないし、クリーニング等の問題もありますよね。

お洋服全般も高級品かファストファッションかの二極化が益々進んでいく現代はダウン一択からポリ中綿も選択肢にいれてもいいかなとボクは考えています。

ユニクロ:Cのパフテックパーカは今後主流になる予感がします

ポリ中綿は高級感とかラグジュアリー路線とは違います。

もっとメンテナンスなどの実用面ではダウンよりもアドバンテージがありますから、それを活かしたデイリー衣料として安価なダウン系が少なくなってその分増えていくのかなと思います。

要は昔に戻る的な感じでしょう。

そこから派生してプラステにあるようなミドルレンジで扱うような製品にはどんどん採用されていくんじゃないでしょうか。

実際にすでに今季ではパフテックをたっぷり封入した防寒着はありました。

ボクが実際に着用しているユニクロ:Cのパフテックパーカもかなり使えます。

こっちは中綿がペラペラなんで真冬以外という季節でハマる仕様ですけど。

一方でノースフェイスのトランゴパーカは見た目以上に防寒性は高くて、ヌプシやバルトロのあのモコモコは欲しくない人には十分な保温性に感じるはず。

ボクはそう感じています。

そうポリ中綿も進化していて着心地は良くて(ストレッチで軽いVモーション中綿)、防寒性においては遜色はないのです。

あとは着用する人の心の問題かな。

 

価値観がどう変化するか

ダウンとポリ中綿だったらどっちに価値を感じるか。

あとはココだと思います。

たとえばヘルノやプラダだったらそれなりに価値は感じるでしょうけど、ノースフェイスやパタゴニアだったらダウンのほうがいい。

ほとんどの人はそう思うのではないでしょうか。

ポリ中綿がダウンと対等の価値になることはないでしょうけど、それに近しいところまでブランディングできればもしかしたら将来的には逆転するかもしれませんね。

時代は脱ダウンなのか脱炭素に向かうのか。

それによって未来は変化していくでしょう。

ボクの場合はどっちもアリなので、その日の気分や気温に合わせて着こなす感じです。

どちらが優れているという段階ではなくて、どちらにも良さがあって、それを一番楽しみたいって感じです。

防寒着って単に寒さをしのぐというだけではない魅力があるじゃないですか。

氷点下の寒い日に電車を待っている時にホンワカと暖かいと幸せを感じません?

強風が吹き荒れている時に冷気をシャットアウトしてくれているとご機嫌な気分になりますよね。

あとはどっちで体験したいかなで選ぶ。

こういう楽しみがこれからのお洋服選びの基準になるかな。

益々選択肢が広がっていくというのはいいことです。

より悩んじゃいますけどね!

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土方 洋

「私の役割は、オーダースーツによって自信をつけていただき、成績をあげていただくこと」 をミッションに掲げ2014年11月創業する。 独自の採寸には定評があり、また圧倒的な提案力でその人の魅力を最大限に引き出すことに全力で取り組んでいる。 土方が生み出すスーツは、スペックやブランド至上主義のオーダー業界とは一線を引く、「体験」を売る独自の手法をとる。 オーダーをすることの工程そのものを楽しむことから始まり、完成してからも楽しめるのが特徴。 ココアッソは手間のかかるオーダー屋です。そのかわりに、あなたの気分がよくなる、あなたの成績がよくなる、あなたの評価がよくなる、そんな一着を仕立てる。を口癖にしている。