土方洋(ヒジカタヒロシ)ニックネームのターナーです。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
極端にステータスを振り切るよりもまんべんなく数値を上げていったほうが結果として長く愛用できる一着になる場合があります。
ゲームなどではステータス全振りというのは一つの効力としてありだと思います。
どちからというとバランス振りは器用貧乏的で特徴がなくなってしまい使いづらくなってしまうなんてこともあるかもしれません。
オーダースーツにおいてはどうでしょうか。
ボクの考えはバランス重視と捉えるのが基本となっています。
たとえばサイズ感であれば、好みによって当然変わってくるところはありますが、無理な数値はあまりお勧めしていません。
ピタピタ過ぎるなど。
また生地選びも同様に極端に柔らかすぎる生地や、肉厚過ぎる生地はその特性を理解されていらっしゃる場合は問題ありませんが、慣れていらっしゃらない場合はあまりお勧めしません。

結局使うことが前提なスーツですから、その時になって使いずらくなってしまうとそのまま放置してし風化させてしまう可能性も出てきてしまいます。
せっかく作成したスーツがクローゼットの隅に追いやられてしまうのはもったいないです。
何事もバランスが大切なのです。
ではどのあたりがバランスなのか?
これはなかなか一言では言い表せない一人ひとりに合わせて決まっていくことになります。
何に使うのか、いつ使うのか、立場や立ち位置もみなさん違います。
それをどのように紐解いていくのか。
これがテーラーの仕事になります。
もちろん好きなデザインや生地などはあるかと思いますので、そのあたりも遠慮なくご相談下されば全力でお答えしています。
実用していくスーツはバランスが大切。
ココアッソではこれをオススメしています。
土方 洋
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