土方洋(ヒジカタヒロシ)ニックネームのターナーです。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
ボクはテーラーではありますが、実際にボクが使ってみて良かったアイテムなども記事にしてご紹介しています。
その中で特にアクセスが続いているアイテムがあります。
それがモンベルのイグニスダウンパーカです

昨年の2月の記事がいまだにアクセスが続いていまして、せっかくなので一年経ちましたので、実際のところどうなんだってこところを忖度なしに書いてみます。
それにしてもみんなモンベルが好きなんですね。
まずは良かったところとイマイチだと感じたところを箇条書きします。
良かったところ
・非常に軽い
・そこそこ暖かいというか寒さは感じない程度の保温性
・短時間の小雨や雪は大丈夫くらいの撥水性
・薄い分蒸れにくい
・薄い分そのまま車の運転が出来る
・薄い分電車などで着ぶくれしないので座っても隣が気にならない
・屋内でも脱がずにそのまま着用していられる(当然暖房が効いている場所は暑いけど)
・脱いだ時に置き場に困らない
イマイチなことろ
・軽すぎてちょっとこれで大丈夫なのかと不安になる
・強烈な寒気が来ている時にはさすがに保温着として物足りない
・製品の誤差かもしれませんが、封入されているダウンの量が少なすぎて一部偏っているところはスカスカになっている
・フロントファスナーがYKKの3号という小型で且つシングルなのでちょっと使いにくくチープに感じる
- まず総括として
冬に複数ダウンを使い分けるという意味では非常に優秀
となります。




まずこれは本当に薄くてペラペラで、非常に軽いです。
公称値で278gですから他社のライトウエイトダウンの中でも群を抜いて軽い。
この軽さがある意味物足りなさを感じさせる。
保温着としてのふっくら感というか包まれ感はないです。
感覚としてはウィンドブレーカー的な羽織もののようです。
にもかかわらず確かに1000FPのダウン(ダウン95%フェザー5%)とゴアテックスインフィニウム(現行はゴアテックスウィンドストッパーに名称変更)の優秀な防風性と相まって寒さを感じない。
がっつりと体温の熱を蓄熱してホカホカしているかと言われればそうではなく、適度に熱をためてくれて寒くはないという感覚です。
なので、本当にヤバい寒さの時はたっぷりと中綿が詰まったボリュームダウンジャケットのほうが安心でしょう。
逆に、そこまで欲しくないけどダウンジャケットが欲しい時にはとても頼りになる。
モコモコだとちょっと暑すぎるし、TPOに合わせずらい日ってありますよね。
特に真冬とまでいかない時期や3月の微妙な気温の時とかですね。
そんな時にこのイグニスダウンパーカがジャストフィットするんじゃないでしょうか。
ですから実働として活躍してくれる時期は結構長くて、かなり便利な一枚になるでしょう。
車もそのまま運転できるダウンってそんなにないんじゃないでしょうか。
あとこれは個人的に改善してほしいところとしてはフロントファスナーですね。
止水ファスナーなのは良いのですが、YKKの3号というちょっと小さいヤツなんですよね。
もう一つ大きい5号を使って欲しい。

やっぱりチープに感じるし、滑らかさがないのです。
それとダブルファスナーにして下からも解放できるようにしてくれると海外製品とまったくそん色ないところに位置出来るんじゃないでしょうか。
あとはケチらないでもう少しダウンの量を増やしてくれないですかね。
ギリギリ足りないくらいにスカスカしたところがあるのが、いかにも日本的といいますかコストカットしすぎと言いますか。

総合的には「買い」の一枚としておすすめです。
モンベルのダウンジャケットケットはものすごい数のラインナップがあるので分かりにくいと思います。
その中のボクと同世代の方が街着として着用出来るライトウエイト系の分野ではパーマフロストライトダウン、ライトアルパインダウン、ネージュダウンあたりになりますでしょうか。
その中では軽さに振り切ったイグニスダウンパーカはもう一着別のボリューム系のダウンを所有しているのであればその時の気温に合わせて使い分けとしてベストな一枚かな。
パーマフロストライト、ライトアルパインは完全防寒とも軽量ともいえない微妙にどっちつかずな感じがするんですよね。
ボクが実際に所有しているからこその感想であります。
- まとめ
イグニスダウンパーカはライトウエイトダウンジャケットの中では所有して損はないでしょう。
ゴアテックスに1000FPのダウンという組み合わせでこの価格は確かに海外のライバル製品と比べてもそん色ないですし、むしろ見つからないんじゃないでしょうか。
最近はなぜかボクにモンベル製品の注文が入るのですが、残念ながらココアッソでは取扱いしていないんですよね。
もし、
もしも本当に引き合いが多い時は扱いを開始するかもしれませんけど。
ご参考になれば幸いです。
・2026年2月追記
このブログをここまで読んでくださりありがとうございます。
この記事を公開してから約2年が経ちますが、いまだにアクセスが伸びております。
イグニスダウンパーカで検索するとモンベル本体の次に表示されてます。
改めてモンベルはやっぱり人気なんだなって感じます。
とはいえ、ボクが購入したイグニスダウンパーカは2023年になりますから、現在販売されているものと少し違いがあります。
そのへんを少しだけ語りたいなと思います。
その中で一番気になるのはゴアテックスからスーパードライテックに変更になったことなのではないでしょうか。
最初に少し説明をするとこのゴアテックスもスーパードライテックも見えない部分の話になります。
これは表生地の裏側に貼り付けているフィルムのことです。
これをメンブレン(膜)と呼びます。
このフィルムがあることによって、防水、防風、放湿を両立させるということですね。
つまり表生地は何の関係もないということです。
このあたりはよりマニアックな記事やYouTubeなどの動画でも確認できるはずです。
まずこのゴア社とモンベルオリジナルのどちらのメンブレンが優れているのか?
単純に公開している数値だけを見ればモンベルのほうが優れているように思います。
が、見えない部分なので何とも言えないですね。
ゴアテックスにおいてはウィンドストッパーなので防水は謳っていないけど、モンベルはスーパードライテックという防水をはっきり提示していますが、ホントに性能差があるのかは一般ユーザーからしたら微差程度かなと思います。
問題は表生地そのものでしょうか。
実際に店舗に赴いて直に触れてみてどうなのかを忖度なしでというタイトルだったので、ズバリ言います。
現行モデルのほうが安っぽく感じる・・・
好みもあるでしょうけど、ボクはそう感じます。
ボクが所有しているイグニスダウンパーカのほうが質感はいいなと感じます。
以前のモデルは艶が無くソフトな風合いなのですが、現行モデルはちょっとテカついて、シャカシャカと音がします、
ボクはあまり好きじゃないかな・・・
ボクも仕立屋さんを運営している関係上少し毛色は違いますが、生地に関しては難しい処ではありますが、コストコントロール上致し方なかったのかなと推察します。
だってこの数年で相当生地の価格も上がっています。
3年前と同じ価格で仕入れることなんて出来ないです。
となると販売価格に上乗せをせざるを得ない状況になりますが、イグニスダウンパーカに関してはモンベルのダウンジャケットの中では高価格帯になるはずです。
あまり上げられないんでしょうね。
どうすればいいか?
どこかしらコストを削ると言いう選択をせざるを得ないわけです。
まー、難しいところではあります。
ただ単にコストを削る為というのと、環境に配慮しようとする部分(非フッ素化)、より性能を求めると今までのようにゴア社ではない選択ということなんでしょうね。
なのでゴアテックスバージョンをお持ちのみなさんは手放さないようにしましょう。
現行モデルに関しては性能的には優れているので、それをうまく引き出してあげてみて下さい。
ライトウエイトダウンジャケットは完全防寒することがない気候の時は本当に快適です。
パーマフロストライトダウンジャケットやライトアルパインジャケットはやっぱり中途半端なんですよね。
完全防寒ともライトウエイトとも言えない。
イグニスダウンパーカはその点において非常に優れていますよ。
追記のまとめとしては、イグニスダウンパーカは買って良し!
ということです。
まだ一部のモンベルショップには在庫がありましたから、急いでダッシュして実際に触れてみてくださいね!
土方 洋
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