土方洋(ヒジカタヒロシ)ニックネームのターナーです。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
ふとした偶然から思わぬ結果が生まれる

ボクはそんなにお酒が強いほうではないので、少しづつではありますがスコットランドのウイスキーを色々研究しています。
面白いのは本当にみんな味が違うんですよね。
この辺はこの道のプロやマニアが大勢いらっしゃるので多くは語れませんけど。
その風味を決める部分の一つに熟成させる樽の種類の選定があります。
ウィスキーは使用するのがどんな樽かでかなり変わってきます。
これは間違いないです。
その中でも特に大きく風味を変える樽を使う場合があります。
それがワイン樽です。
そうワインを熟成させて使い終わった樽を再利用するのです。
この樽のことをカスクと呼びます。
有名なのが高級酒であるマッカランやボクの好きなハイランドパークはシェリーカスクで熟成させています。
シェリーカスクとはスペインのシェリー酒というワインを熟成させていた樽ということですね。
画像のフェイマスグラウスのルビーカスクとはよく見るとポートカスクフィニッシュと表示されています。
これはポルトガルのポートワインの樽を使っているという表示ですね。
ワインを熟成させていた樽を再利用しているだけあってドライレーズンの風味が加わり美味しいんですよ。
モルト感がまったくなくてごくごく飲めちゃう感じです。
好みはあるでしょうけどボクは好きなんです。
じゃあ、なんでそんなわざわざワインの樽にウィスキーを入れて熟成させるのか?というとこれはまったく偶然の産物らしいです。
その昔蒸留酒に高い税金をかけていた時代があったそうです。
それでもお酒は止められないわけです。
とうぜん密造が行われていました。
その時にお上にバレそうになった時にワイン樽に入れておけば、これはワインだとごまかせるはず・・・と始めたらしい。
そしてそのまま熟成が進み、いざ飲んでみると・・・?
美味いやん!
最高やん!
となって今では一般的になっているそうです。
本当に偶然の産物ですよね。
意図して出来上がったわけではないけど本当に美味しい。
話は変わりますけど服装の世界もそんな偶然が今の時代のスタンダードになっていたりします。
例えば、誰もが着用している現代のジャケットのあのえりのデザインはどこからくるのか?
諸説ありますが、もともとは昭和の時代の学ランのような詰襟が普通の時代だったころに、日本で言えば傾奇者みたいな当時のヤンチャ系の輩がその襟をめくって着こなしたのが始まりと言われています。
だから現代の襟を立てるとフラワーホールが第一釦になるようになる、つまりその名残がフラワーホールになったというわけです。
面白いでしょう?
加速する現代はあらゆるところにそんな偶然が潜んでいるような気がします。
ほんの些細なことが人類の歴史を変える分岐点になる可能性がある。
もしかしたら、それはあなたかもしれません・・・
みなさんも型にはまらずにブレイクスルーしてもいいかもですよ!
土方 洋
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