土方洋(ヒジカタヒロシ)ニックネームのターナーです。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
まだまだ寒い日が続きます。
スーツだけでコート無しというわけにはいきませんよね。
ボクは仕立屋ですのでコートも自前で作成しています。
それなりにコートマニアですからコートだけで2週間分くらいは手元にあります。
春用のコートから、少し肌寒い日用やもう少し保温性を考えたもの、そして防寒用ももちろんあります。
沢山ある中で、本当に寒い日はどうしているか?
ビジネスにおける防寒着という視点で見ると、必ずしもウールというわけではなく、選択肢は他にもありますよね。
その選択肢のひとつにダウンもあります。
もちろんボクも活用していますし、なんなら今季入手したコロンビアブラックレーベルのセダーベンドジャケットの記事を上げたところまあまあアクセスが止まらなくなっています。
では防寒着としてどちらが優れているでしょうか?
ウールかダウンか
まず最初にどちらが優れているかの優劣を決めるってことではないですからね。
どちらも素晴らしいですから。
その上で、どうなんだって話です。
ウールもダウンも素晴らしい特性を持っていますのでその良さを活かすように着こなす、またはそんな天候の時に着用するのがいいのです。
それではそれぞれの最大の良さを上げましょう。
・ウールのメリットは通気性です。
そう空気が循環するということです。
これは何かというと、衣服内の湿度を逃がしてくれるということですね。
だから蒸れにくく、オーバーヒートしにくいはず。
ウールと言っても縮絨のメルトンやツイード、カシミア素材を使うなどで当然変わりますけど、この空気を循環させてくれるのは我々ビジネスパーソンが都市生活を送るうえでかなり重要でしょう。
電車や建物内で暑くなりすぎないというのは大事ですからね。
もちろんその反対として熱も逃げますよってことです。
・ダウンのメリットは保温、蓄熱性です。
暖かさが売りなわけですから当たり前ですね。
羽毛の微細なケバケバが最高の断熱材である暖めた空気を逃がさずにプールしてくれるので、ホカホカなのです。
厳冬期にはコレじゃないと寒さをしのげませんね。
その反対に熱がこもって暑くてムレてしまうわけです。
透湿性を謳う表生地やその内側に貼り付けるメンブレン(防水や防風対策のフィルム)などが開発されてますけど、織物であるウール素材にかなうはずがありません。
バルトロ着て満員電車を耐えている人は多いんじゃないでしょうか。
どちらにも良さがあって、その反対もあるのです。

ウールコートは近年の温暖化なのか半端に暖かい、湿度が高い日にはとても役に立ちます。
適度な保温性と空気の循環作用は緊張を強いられる我々ビジネスパーソンの心の負担を軽減させてくれるはずです。
とはいえ寒波が襲来している時や強風が吹き荒れている時はちょっと寒いので、そんな時はダウンにバトンタッチするのがいいのではないでしょうか。

ダウンはやっぱりウールコートよりも保温性に優れています。
外気温が氷点下でじっとしているような状況であればウールでは役不足と感じたらダウンの出番ですね。
ですから、スーツの上から羽織ることが出来るダウンジャケットは所有しておくと頼りになります。
ウールコートもそうですけど、オフの時も着用出来ますし、何かと便利ですよね。
そのかわり気温が高めの時は汗だくになっちゃいます。
逆に汗が冷えて風邪ひいちゃう、なんてもともあるかもしれませんので、天気予報を見ながらどちらをチョイスするかを検討しましょう。
ウール素材もダウンもやっぱりどちらを着用しても楽しい。
これが一番じゃないでしょうか。
一番外側に羽織るアイテムは心が躍りますよね。
着用していて楽しいって感じることが出来るのが何よりもモチベーションにもつながりますよね。
クローゼットの容量をだいぶ使ってしまいますが、ウールコートとダウンは複数所有出来ると幸せです。
その日の天候に合わせて、気分に合わせて着こなしを変えることが出来る。
理想論ではありますが、そんな素敵なビジネスライフを送りましょう!
ちなみにボクは一部屋衣裳部屋となってますです。
土方 洋
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