土方洋(ヒジカタヒロシ)ニックネームのターナーです。

ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。

襟元などにアクセントとしてステッチを入れるカスタマイズがあります。

この辺りは前回も書きました通りでございます。

過去記事はこちら

スーツのパーツのお話 AMFステッチとは?

土方洋(ヒジカタヒロシ)ニックネームのターナーです。 ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。 襟にポチポチとステッチを入れ…

通常は生地の色に合わせた糸を使います。

糸を目立たせるのではなくて、あくまでも主役であるスーツやジャケットの風合いを引き立たせるのが目的です。

だからこそのアクセントという立ち位置ですね。

それを逆に捉えるという方法もあります。

あえて生地と同色ではない糸を使ってステッチを目立たせるというやり方です。

何度も登場するTさまの逸品で見てみましょう。

分かりますでしょうか?

生地に対してより明るい水色を選択しています。

こうすることによって引き立て役だったステッチが主役に躍り出ることが出来ますね。

この画像のようにオススメは系統を合わせて色を選択するのがおススメですが、極端な話、黄色やピンクといったまったく異なる色味を使うことも出来るのです。

お好みの色をセレクトして目立たせる。

流石にやり過ぎはボクはオススメしませんが、カスタマイズの一つとして個性を出すという意味では結構ありですよね。

だれがどうみてもカスタムスーツですからね。

オーダーメイドの面白さはこいういうところにもあります。

ご参考になれば幸いです。

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「私の役割は、オーダースーツによって自信をつけていただき、成績をあげていただくこと」 をミッションに掲げ2014年11月創業する。 独自の採寸には定評があり、また圧倒的な提案力でその人の魅力を最大限に引き出すことに全力で取り組んでいる。 土方が生み出すスーツは、スペックやブランド至上主義のオーダー業界とは一線を引く、「体験」を売る独自の手法をとる。 オーダーをすることの工程そのものを楽しむことから始まり、完成してからも楽しめるのが特徴。 ココアッソは手間のかかるオーダー屋です。そのかわりに、あなたの気分がよくなる、あなたの成績がよくなる、あなたの評価がよくなる、そんな一着を仕立てる。を口癖にしている。